2006年 02月 04日
酵母“学生”のお話です。 |
お酒の中のアルコールは誰が造ってくれるのでしょう?
このありがたい誰かとは「酵母」くんです。
ただし、この「酵母」くん、ただで働いてくれるわけではありません。
何かを食べさせてあげないとアルコールを造り出してくれません。
そのお食事とは、ブドウ糖(グルコース)です。
「酵母」くんがブドウ糖(グルコース)を食べてアルコールを造る、日本酒に限らず、これが“世界中のすべて”のお酒造りのセオリーです。 これ以外のパターンは絶対に有りません。
うちの蔵では「酵母」くんに松坂牛を食べさせ酒造りをしています、とか おフランスでは酵母にフォアグラを与えています、なんて聞かれたことは無いはずです。
写真は、生ビールではありません。 酵母を活性培養しているところです。
茶色い液は培養液、フラスコの底部に沈殿しているのが、明日の仕込みに使用すべく、活性培養した当社の自家培養酵母です。
優秀な酵母をたくさん増やしたわけです。
よいお酒を醸造するには、この優秀な酵母に活躍してもらわねばなりません。
優秀な酵母「学生」集まれ!!!
次回、麹「給食のおばちゃん」と酵母「学生」の関係についてお話させていただきます。
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このありがたい誰かとは「酵母」くんです。
ただし、この「酵母」くん、ただで働いてくれるわけではありません。
何かを食べさせてあげないとアルコールを造り出してくれません。
そのお食事とは、ブドウ糖(グルコース)です。
「酵母」くんがブドウ糖(グルコース)を食べてアルコールを造る、日本酒に限らず、これが“世界中のすべて”のお酒造りのセオリーです。 これ以外のパターンは絶対に有りません。
うちの蔵では「酵母」くんに松坂牛を食べさせ酒造りをしています、とか おフランスでは酵母にフォアグラを与えています、なんて聞かれたことは無いはずです。
写真は、生ビールではありません。 酵母を活性培養しているところです。
茶色い液は培養液、フラスコの底部に沈殿しているのが、明日の仕込みに使用すべく、活性培養した当社の自家培養酵母です。
優秀な酵母をたくさん増やしたわけです。
よいお酒を醸造するには、この優秀な酵母に活躍してもらわねばなりません。
優秀な酵母「学生」集まれ!!!
次回、麹「給食のおばちゃん」と酵母「学生」の関係についてお話させていただきます。
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by taka_homare
| 2006-02-04 22:38
| ・酒造りと酒蔵のお話です。